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『レ・ミゼラブル』(Les Mis rables)は、フランスのロマン主義作家・詩人のヴィクトル・ユーゴーが1862年に執筆した大河小説。

久しぶりに触れた。
記憶していた内容もおぼろげだった。

1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになった主人公ジャン・ヴァルジャンの生涯を描いた作品で、光と闇が次から次へと入れ替わる目まぐるしい内容だよ。
フランス革命後のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活が物語の背景として詳しく描かれている。
登場人物が個性的で激しいひとばかり。
何せ時代が悲惨なことが多いから生温い人間は一人もいない。

だけど、ストーリーを知っている人なら悲惨な内容であっても、そこから深い愛を感じとったはず。
愛は荒んだ人の心を救い人生を変える凄いエネルギーだと気がつく。

差別、貧困が人の人生を狂わしていく背景に今の時代も変わらないと思ってみていた。

日本は働く所もあるし、革命なんか起きるような民衆の意識もないのを喜ぶべきかどうかと聞かれたら、私はそんな日本にはがっかりしている。

最近、ふっと考える時があるのは日本って本当に世界とうまくやれてるのかな?と

勤勉で生活レベルが高いとしても本当に民衆はしあわせなのかなって?考えると、人生を生きている感じがしないんだ。

世界からも距離感があるし、自分達だけを守っているように思う。
例えば、他の国に何か起きてもやはり他人事で、それなりに寄付をしたり心はそこにいくけど、どこか別物としてみている。

自分は安全な所にいながら他人を心配している振りをする者が多い。
まずは自分を守ってから他人のことだもんね、今の日本人は。

他人を理解できないこと、関心が沸かないと知らん振りの無関心ぶり炸裂。
保守的すぎるね。

いつもまわりにどう見られているのかばかり気になる日本人。
自分の核となるものがあるのかないのか?

自分からは積極的に動かない。
言われてから動く受け身な日本人が多い。

レ・ミゼラブルから日本のこと考えてしまったけど、もちろん日本の素晴らしさもあるんですが。

それでも私は革命に血が騒ぐ。
組織や体制には反発を感じている。
貧富の差には恐ろしいほどの抵抗が起きてくる。
常に変化を好み、より良い方向へ変えたい意識が強い。

自分の理想、夢を持ち続けて生きることは素晴らしいのです。
それを笑う者は悲しい人間だと思う。
そんな奴は人生を諦めてるから本当の生きる意味を知らない寂しい人間だよ。

限られた人生をあなたはどんな風に生きますか?

今一度、人生を考えてみてください。

人生に革命を起こしてみませんか?