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先日テレビでジブリのアニメ映画「かぐや姫の物語」をみた。

かぐや姫、ET, 未知との遭遇、宇宙人ポール、…に至るまで、宇宙人と人間が関わる
物語の映画をみると、切なくなる。
特にラストシーンで宇宙人または人間が宇宙に帰還する場面を観ると
胸がキューンとなって涙がでてくる。
何度も何度もその場面をリプレイして恍惚状態になる。


どうすれば自分がこの世で一番至福の状態になるのかを知っている。。
それは、"宇宙に帰る時"だ。

夜空を見上げながら切なくて苦しくなることもあった。
毎晩のように夜空を眺めているが、何の変化も起きない。
それでも星に願いを掛けている。
ロマンティックな時もあるけど、ほとんどが早く帰りたい!のつぶやきだ。

子供の時に何度も夢見た光景だが、地球を後にしてお別れをしている自分がいた。
鮮明に記憶に残っている。
地球に情が移ってしまい去るのが辛かった。
そりゃあ、何千年も地球にいて、たくさんの体験をしたのだから。
それでも宇宙に帰りたいのだ。
宇宙には仲間がいる。

どうして地球にいるんだろう?
子どものときから持ち続けていた素朴な疑問。

人並みに生きていくことを楽しんだこともあった。
だけど、本当に魂が喜んでいたのか?と聞かれたら、NO!だ。
喜びが永遠ではないからである。
時が経つと消えてしまうのを知っているから。
何をやっていてもすぐ先のことをかんがえてしまう。
未来がすぐそこにやってきてここに気持ちがない。
今この瞬間の喜びは泡のように消え失せてしまう。
私が本当に幸せを感じるものは、お金でも、賞賛でも、地位でも、名誉でも
人気でもない。
他人と比べて勝ったから何だと言うのだ。
必死に手にしたものは一瞬にして消えるものばかり。
誰と争っているのだ?


永遠なるものは宇宙にある。
魂が真に輝くのは宇宙のなかに、永遠の流れの中にある。
この地球で体験していることは、長い魂の歴史から見たら瞬きぐらいの瞬間かもしれない。

私がいたのは遠く遥か彼方の宇宙。

何故この地球にいるんだろう?




私のガイドは、まだ少し地球に留まらせたいのか?
大いなるメッセージを伝えてくる。
地球から離れないように、愛をもって私をここにいるように仕向けている。
その計画にお答えしようと、毎日を感謝しながら生きることに務めている。
やがて宇宙に戻れる時まで。