陸上男子400mリレーで日本が銀メダル


リオ 男子400メートルリレー決勝、
日本は、銀メダル獲得しました。
おめでとうございます!

素晴らしいね。
思わず力がはいりました。

たったの数十秒に命を懸ける。
この一瞬のために練習をしてきた選手たちの
努力が報われてよかったです。

ふっと言葉が湧いてきました。


『為せば成る 為さねば成らぬ何事も
   成らぬは人の為さぬなりけり』

米沢藩主・
上杉鷹山

実行すればできる、
 実行しなければできない。
できないというのは、実行しないだけ。

どんなことでも、やればできる!という強い意思を
語っているのでしょう。

苦境に追い込まれたときに、実力が足りないと感じた時に、
どうやってそれを超えていくか?

きっと、アスリートたちはその高い壁を幾度となく
乗り越えてきたからこそ、感動を生むのですね。

オリンピックが商業的とか、貧困問題を解決しないで、背をむけているのも
現実の社会ですが、それでもアスリートたちは金メダルを目指す。

金でも銀でも銅でも構わない、メダルが取れなくたっていい。
その人の人生がメダル以上の感動を私達に与えてくれる。

一生懸命とか努力を、馬鹿にする人間は、本来の自分に埋もれている
能力も馬鹿にしているのです。
自分も他人も馬鹿にする、性根の腐った人間もたくさん見てきましたが、
そんなゾンビみたいな人間にはきっとわからないでしょうね、栄光のその先にある
人間の純粋な光の存在を。

人生はあっという間の花火のようなもの。
宇宙の歴史からみたら、瞬きにも及ばない短さ。
だから、その一瞬の存在に命を懸ける。


 ちなみに『なりけり』は。


大辞林 第三版の解説

( 連語 )
〔断定の助動詞「なり」の連用形「なり」に過去の助動詞「けり」の付いたもの〕
過去の事柄に関する断定を表す。…であった。 「おほん葬はぶりの夜,その宮の隣-・ける男,御葬見むとて/伊勢 39」 「もとの木立,山のたたずまひおもしろき所-・けるを/源氏桐壺
(多く文末に用いて)詠嘆の意を込めて,断定の意を表す。はじめて気がついたことについて言う。…であったのだなあ。 「よそにのみあはれとぞみし梅の花あかぬ色かは折りて-・けり/古今 春上」 「あなむざんや,蘇武がほまれの跡-・けり/平家 2