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雨上がりの晴れは、数万年前のアトランティス大陸の記憶に繋がることもある。
魂に刻まれた確かな記憶。
古代の歴史、地球上に埋もれた歴史。
突然にこの瞬間に繋がる。
繋がったその場所から、さらに当時の記憶を探求するのは、容易ではない。
年代が古いからではなく、怪電波や邪魔な念が飛んでいるからだ。
宇宙が舞台なら記憶を遮る壁はないが、特定の地球の場所へ時空を超えて行くときは、
あたりを浄化して集中力が強くなるようにする必要はある。

『数万年前にさかのぼるためには手順を踏まないとね』とガーディアン・エンジェルに言われた。

まずは、繋がったアトランティス大陸の場所を透視してみる。
ほぼ半透明にみえる人間は体にチップを埋め込んでいる。
チップといっても、現代のチップとは性能が違う。
DNAに刻まれた情報のようなものだ。
そのチップがあればどの情報も平等に手に入る。
合理的だ。
管理体制は磐石だ。
勿論、自由意思はある。
自由意思のガイドラインもある。
たが、一つ選択すると、それにあわせてまわりのシステムが自動的に動き出す。
プラグラム化された人生だが、完璧を維持してるので結構楽しい。
不満はない。野生のような自由はないのだ。

そんなアトランティス大陸も最期は海に沈む失敗を犯してしまっ た。

自由意思と管理のバランスの問題だ。

アトランティス大陸のことなんか、書いたことないのに。
たまにはいいかな。

宇宙vision
ユリ