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ロンドンオリンピックまであと何日ですか?
27日開催です。
楽しみだわ。 
オリンピックはさほど興味はないのですが、今回はロンドンということでワクワク感上昇中。

今から20数年前、ロンドンに1ヶ月滞在した話をします。

いきなりですが、イギリス、ロンドンは幽霊がたくさんいます。
今はどうですかね?

確かにあの時はいました。
ロンドンに着いて最初に宿泊したアパート(B&B)では、古くからアパートに住み着いている主様?から
お出迎えをいただきました。

アパートの大家さんに案内された部屋は、一歩足を踏み入れた瞬間に異様な雰囲気を感じました。
ロンドンの建物は古い物が多く、数百年はザラです。
部屋の中にある家具は鍵がかかり、タンスや鏡やクローゼットは中に埃が溜まっているぐらい年代物でした。
それらをみながら、これはヤバいぞ!
そう考えながらも長旅の疲れか、あまり気にもせずに寝てしまいました。
(当時は直行便は高くて乗れず、モスクワ経由のアエロフロートでしたのでクタクタでした)

さあ、この私に何も起きないわけがありません。(苦笑)

すでにラップ音やドライヤーが火を噴くという洗礼も受けましたが、気にしないようにしていました。

真夜中に街灯のオレンジ色に照らされた部屋の内部に、一緒に旅行した友人と私のベッドの間に女の子がいました。
正確にいうと、居たはずです。
何故って?
姿形は見えないんですが、いきなり女の子の高い声で笑い出したんですから。
何がそんなに可笑しいのか知りませんけどね、ケタケタ笑い出していましたよ。
いやあ~怖かったです。
ロンドンの幽霊は登場が派手というか、 土地が変わると幽霊も違うのかしら。
で、慣れない土地柄のせいか対応ができなかったので、とりあえず寝たふりしました。
そうするしかなかったんです、最初は。

なんとか運良く朝まで寝れました。
翌朝、友人には黙っていましたが、友人の方から夜中に女の子が現れた夢をみて肩をつかまれたと
恐怖の体験談をされました。
これはまずいなあと思い、大家さんに話して部屋を替えてもらいました。
理由は言わなかったのにすぐに対応してくれたのは、きっと彼女はあの部屋の主さんなんでしょうね。
大家さんは知ってるんですよ、住み着いてるのを。

そして安心して翌日移ったアパートの部屋に入った瞬間、
今度は昔風の肖像画の男性が私たちを待っていました。
その男性もかなりの曲者で。

その話は次回にまた。


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