毎年、夏の2~3ヶ月のみ、ある公共機関の事務的仕事をしていました。
まさにその現場は日本という国が抱える深い問題が充満した所で、この国がいかに病んでいるのかを客観的に体験できる所でもあります。

しかし、一旦その世界に足を踏み入れると日本人が作り上げた現代の闇の罠にはまり、甘い言葉で踊らされ過酷な労働を理不尽な条件で課されてしまい、いつの間にか一定の期間のみ拘束された人生となります。
やがては簡単に首を切られて社会に放り出されます。
要するに使い捨てです。

一体いつから日本人はこのような差別社会を作り上げたのでしょうか?
ずっと昔から人間は自分と他人を区別して、比較しながら、闘わせながら自分の価値を得ようとしてきました。

一時、勝ち組や負け組という言葉が流行りましたが、本来職業による優劣やお金や地位やそんなもので人を計るなんてくだらないことです。

一体あなた方は人と比べて自分を持ち上げて幸せですか?
それが本当の幸せだと考えているんですか?

他人を思いやるとか愛することを忘れてしまったのですか?

人に愛されたいと泣き叫ぶあなたは、涙を流すほど人を愛したことがありますか?
人を大事に思えますか?

自分がしてもらいたい行為を人にしてみてください。

これまで感じられなかった世界がみえてくるはずです。
人間にとって愛がどれほど大事なのか知ってほしい。

決して人間のエゴで作り上げた世界の奴隷にならないでください。


嫌なものは拒否しましょう。
人を拒否するのではなく自分を苦しめる世界を拒否していいんです。

そしてそれができたら今度は本当にしたいことをしましょう。

私が公共機関でみた闇の世界を知ってから、本気でスピリチュアルの世界に生きることになりました。
これもガイドが教えてくれたのかなあ…と感謝しながら受け入れることができるようになりました。

ですからカウンセラーという仕事もできるのかもしれません。
スピリチュアルカウンセラーは未熟な人間世界には必要だと思います。
私も同業者の素晴らしいカウンセリングを受けて今に至ったわけですから。

私たちは独りで生きてるわけではないんです。

いつも誰かの記憶に意識にリンクしながら生かされているんです。
その大元が宇宙なんですよ。

宇宙の愛から切り離された人間や生命体なんてありません。