ロンドンオリンピックもそろそろ終盤ですね。
毎日忙しくしているせいか、オリンピックを楽しむ心構えがないのか、ゆっくり競技を見れないです…残念。
とりあえずロンドンの街並みをみたくてマラソンだけは録画していました。
あとからたっぷり楽しもうと思ってます♪
さて、ロンドンゴーストエピソードも保留のまんまだったので、先日の続きを書きましょう。
まず、前回はロンドンのどこなのか明記していなかったのでヒントだけ。
ロンドン地下鉄に詳しい人ならわかると思いますが、
ジュブリーラインの西北に位置する閑静な住宅街でフラットがたくさんあります。割と人気がある地域です。
隣の街はちょっとお金持ちが住んでいる地域でした。
さて、真夜中に高笑いする部屋主のお姉ちゃんから逃れて移った部屋には、
肖像画の男性が手ぐすね引いて待っていました。
大家さんに案内されて入った部屋に飾ってあったイギリス特有の肖像画。
誰かは知らないけど、たぶんそれなりの人でしょう。
部屋を案内された時に真っ先に目に入った肖像画の男性に挨拶をしました。
そうしないとまずいなあと感じたからです。
むろん私も受け身ではいません、自分を護るための気持ちで当時覚えたての仏教で培ったお経で対抗しようと、寝る前に形だけのお経を読み、枕元にはお教本を置いて寝ました。
案の定、夜中に壁から?
壁の向こうから?
男性の声で私に話し掛けてきました。
ちなみに隣室は誰もいなくて空き部屋です。
壁からの声は古い英語の言い回しなのか意味がわかりません。
翻訳できないので、思わず心の中で ゛私は日本人でイギリスにきたばかりだし、
あなたの言葉は理解できません゛ そう伝えたら、突然その男性は怒鳴りました。
私にしてみれば連日お化けに睡眠を邪魔されるし、言葉はわからないし、イラつきながら
かなりの勢いで、゛ うるさい! ゛と口に出してしまいました。
すると男性は静かになりました。
お化け相手にかましたので、内心はからまれたら面倒だよなあと考えていましたが。
その夜は、なんとか朝まで寝れました。
翌日突然、東洋人の女性二人が隣部屋に引っ越してきました。
それがアーティスト友生さんとの出会いです。
てっきり中国人かと思いましたが、フランス旅をしていてロンドンに足をのばして同じフラットに来たわけです。
後日談ですが、この広い世界で東京在住のTさんと仙台在住の私がロンドンのフラットで隣り合わせになる偶然は奇跡です。
よほど前世からのつながりが強いと感じますね。
Tさんはおっとりした冷静な人で、偶然にも仏教を極めていました。
そうなれば、ロンドンの幽霊も太刀打ちできないんじゃないか、肖像画も主も
翌日から出てこなくなりました。
ロンドンの季節は3月。
当時のロンドンはサッチャー政権の下、最悪の不景気で失業者は激しく、テロも頻繁に起きていました。
数年前にはパンクが流行り、暴動も起きていました。
観光もおちおちできない雰囲気でした。
地下鉄近辺が爆破されたりとか、帰国後、住んでいた街の駅も爆破されたりと、かなり物騒でした。
しかし、ロンドンの音楽界はあの80年代ブームを作る勢いはありました。
ファッションも音楽もロンドンが最先端だったのです。
民衆は生活が苦しいなかでも新しいブームを生むものです。
私は一番歴史的に激しい時期にロンドンにいて民衆の声を肌で感じていたと思います。
私達も貧乏旅行でしたが本当に楽しかったです。
あのころが一番の人生の核になりました。
毎日忙しくしているせいか、オリンピックを楽しむ心構えがないのか、ゆっくり競技を見れないです…残念。
とりあえずロンドンの街並みをみたくてマラソンだけは録画していました。
あとからたっぷり楽しもうと思ってます♪
さて、ロンドンゴーストエピソードも保留のまんまだったので、先日の続きを書きましょう。
まず、前回はロンドンのどこなのか明記していなかったのでヒントだけ。
ロンドン地下鉄に詳しい人ならわかると思いますが、
ジュブリーラインの西北に位置する閑静な住宅街でフラットがたくさんあります。割と人気がある地域です。
隣の街はちょっとお金持ちが住んでいる地域でした。
さて、真夜中に高笑いする部屋主のお姉ちゃんから逃れて移った部屋には、
肖像画の男性が手ぐすね引いて待っていました。
大家さんに案内されて入った部屋に飾ってあったイギリス特有の肖像画。
誰かは知らないけど、たぶんそれなりの人でしょう。
部屋を案内された時に真っ先に目に入った肖像画の男性に挨拶をしました。
そうしないとまずいなあと感じたからです。
むろん私も受け身ではいません、自分を護るための気持ちで当時覚えたての仏教で培ったお経で対抗しようと、寝る前に形だけのお経を読み、枕元にはお教本を置いて寝ました。
案の定、夜中に壁から?
壁の向こうから?
男性の声で私に話し掛けてきました。
ちなみに隣室は誰もいなくて空き部屋です。
壁からの声は古い英語の言い回しなのか意味がわかりません。
翻訳できないので、思わず心の中で ゛私は日本人でイギリスにきたばかりだし、
あなたの言葉は理解できません゛ そう伝えたら、突然その男性は怒鳴りました。
私にしてみれば連日お化けに睡眠を邪魔されるし、言葉はわからないし、イラつきながら
かなりの勢いで、゛ うるさい! ゛と口に出してしまいました。
すると男性は静かになりました。
お化け相手にかましたので、内心はからまれたら面倒だよなあと考えていましたが。
その夜は、なんとか朝まで寝れました。
翌日突然、東洋人の女性二人が隣部屋に引っ越してきました。
それがアーティスト友生さんとの出会いです。
てっきり中国人かと思いましたが、フランス旅をしていてロンドンに足をのばして同じフラットに来たわけです。
後日談ですが、この広い世界で東京在住のTさんと仙台在住の私がロンドンのフラットで隣り合わせになる偶然は奇跡です。
よほど前世からのつながりが強いと感じますね。
Tさんはおっとりした冷静な人で、偶然にも仏教を極めていました。
そうなれば、ロンドンの幽霊も太刀打ちできないんじゃないか、肖像画も主も
翌日から出てこなくなりました。
ロンドンの季節は3月。
当時のロンドンはサッチャー政権の下、最悪の不景気で失業者は激しく、テロも頻繁に起きていました。
数年前にはパンクが流行り、暴動も起きていました。
観光もおちおちできない雰囲気でした。
地下鉄近辺が爆破されたりとか、帰国後、住んでいた街の駅も爆破されたりと、かなり物騒でした。
しかし、ロンドンの音楽界はあの80年代ブームを作る勢いはありました。
ファッションも音楽もロンドンが最先端だったのです。
民衆は生活が苦しいなかでも新しいブームを生むものです。
私は一番歴史的に激しい時期にロンドンにいて民衆の声を肌で感じていたと思います。
私達も貧乏旅行でしたが本当に楽しかったです。
あのころが一番の人生の核になりました。