数ヶ月もの前のエピソードです。

まざまざと、大天使とダークな存在とのパワー対決を体験することがありました。

友人Hさんとあるファミレスで日が沈みかける頃に食事をしていました。 場所は津波でたくさんの被害があった地域で、震災後初めて行きました。

行く前から雲が異様な形をしており、何となくためらいがちな感じで車で走っていました。
前に走る車ナンバーは6666をしめしており、これは霊的な暗示があることを察しながらも、お店につくと普通に食事をしながら談笑していました。
食後、夜も更ける中、持参したオラクルカードでリーディングを始めました。
気がつくと、店から見える外の暗闇は普通の夜の闇ではなくまるで黄泉の世界のようでした。
なるべく気にはしていないつもりでしたが、気づいてしまったら遅いです。
そこからは海が目と鼻の先なので、漆黒の闇は街灯をなくした海の色でした。

私は自分自身をリーディングするためのカードセッションを終えると、
友人が私の引き出したカードがあまりに理想的な内容だったのをみて、
自分もあやかりたいと思ったらしくカードセッションを頼んできました。

既に友人の異変を感じていました。
なるべく雰囲気に乗せられないように、私自身をガードしながら形だけのセッションをしました。

もともと古来からパワーを持っていた人間やパワーに魅せられたパワー信仰型人間は、失ってしまったかつてのパワーを欲しがります。
そして今度は他人からエネルギーを奪う方法を使います。
まさに、エネルギー泥棒です。


私のカードリーディングは高次元ガイドのエネルギーを受けての
サイキック行為ですから相手は喜んで侵入してきます。

パワーを欲しい人間(生命体)は、私を支配することで、
カードが持つエネルギーを奪い満足感を味わいたいのです。

友人は私がカードをシャッフルしているときに、
期待するカードがきたのをみていたのか、その瞬間に私のシャッフルする手を止めようとしたのを感じました。

止まったカードが何のカードか、エネルギーの波動が高いことを知っていた私はカードを開くことに抵抗しました。
すると瞬間に男性の声で"そのカードを開けろ"と言ってきました。
明らかに挑発的です。

もちろん私はいいなりにはなりません。
でも、人間とは違う驚異的な存在感を感じてしまい、
生身の人間の私だけでは抵抗はできなかったと気づきます。

その時に私のまわりにはあの大天使ミカエルがいたのです。
それはかつての宇宙戦争さながらのパワー合戦の再来でした。
大天使ミカエルがその闇の存在の生命体に応戦してくれました。

ミカエルは、無理やりカードを引かせようとするエゴの強さを笑いながら見破り、お前達の好きなようにはさせない!と言いながら、既にお前達のことは手の内だと言わんばかりに、カードのエネルギーに封印をかけました。
闇の存在は私をあやつりパワーを抜いてしまおうとしていたのを、
ミカエルは嘲笑いそれを見抜いて私にガードを張る。
実に見事な対応。
闇に支配された友人は、私に起きていた事実を言われてからハッと目が覚める。
憑依体質の二人だからこそ起きてしまうオカルトな体験です。

これ以上の長居は無用とばかりにカードリーディングはやめて、店をあとにしました。
店を出てからもまわりの闇の気配は異常でした。
駐車場に置いていた車に乗ると車体が揺れたり、
あたり一面は赤い色に覆いつくされてそこにいてはならない状態だったのです。
とにかく一刻も早くそこから、去らなくてはならない事態でした。
何度も道に迷い、なかなか表通りに出られないでいると、
3333ナンバー車が現れ、しばらくは誘導してもらい、何とか無事に帰宅できました。

それにしても、この世界は今もパワーの戦いがあることと、
カードリーディングのパワーを軽んじてはいけないと、
しみじみ考える出来事でした。