ネット見ながらいろいろ考えていました。
随分、チャネラーという言葉が浸透してきましたね。
チャネラーになりたくてセミナーを受ける人とかもいます。
確かにチャネラーは、特別な人間ではないのですが…。
人間よりもはるかに高次元意識の生命体が、地球にいるチャネラーを通して人間にメッセージを伝えて来ます。
しかし、メッセージを受けとれるチャネラーと高次元生命体とには次元を越える開きがあるんです。
チャネラーはまぎれもなく人間ですので、受け取れる情報には限りがあります。
それに、チャネリング精度(メッセージを正確に受け取る能力)の差もありますので、
人によってはメッセージがまちまちだし、話している内容が違うのも仕方ないのです。
ですから、誰が嘘を言ってるとか、本物とかは一概には言えません。
私が自分の受け取るメッセージの信憑性を確認するためには、たくさんのチェックをしています。
チェックはとても大事です。
時には同じようなメッセージを発信している人を、ネットで探したりしています。
何故なら、チャネラーが受け取るメッセージは一人にだけのものじゃない場合が多いからです。
地球全体へのメッセージであれば、複数のチャネラーが同じようなメッセージを受け取っているからです。
この純粋なチャネラーとはまったく違う種類の人達もいます。
気をつけなけなければならないのは、チャネラーの振りをした人もいるということです。
これまで教祖と呼ばれていた人達の中には、明らかにチャネラーと呼べない人間もいました。
その似非教祖も、初めは天から啓示を受けたかもしれません。
しかし、途中からメッセージを自分だけのものにして、私利私欲に走った人間もたくさんいました。
残念なことですが、純粋に人類の為に地球の為にその人生を捧げている人がどれほどいるのか
わかりません。
皆さんの中にも知らないうちにメッセージを受け取っていたり、そのことから逃げている方も
いるかもしれませんね。
特に私のブログを読んでいる方のなかにはチャネラーが多いと思います。
知らないうちにここへ引き寄せられてきたのでしょう。 (いつも読んで頂きましてありがとうございます)
しかし、大事なことをお話しますが、誰でもチャネラーになれるとすれば、
そのことで自分を特別な人間だと勘違いする人も増えてくるということです。
確かに最初に天からメッセージを受け取った人はそう思っても仕方ないですね。
大事なことは、メッセージを受け取った人間はその後にどんな行動を起こすか?です。
純粋に人類の為に行動しようと思った人も最初のメッセージにびっくりして
『自分は他の人間と違う!天に選ばれた特別な人間だ。この世界の支配者だ!』
と勘違いをする人もいたかもしれません。
しかし、人間を越える人間はいないですね。
私達人間はみな同じような目的を持ってうまれてきましたから、人間は優劣の争いではなく、
高い意識の統合をするために進化するのが目的の一つだとも言われています。
仮に誰かが、神のごとく行動することを選択したとします。
神のごとく振る舞う人間が必ずしもそうなるわけでもなさそうです。
天から啓示を受けた人間はそのメッセージに逆らいながら、もがきながら前に進む人生を選ばざる得ない
過酷な運命が待ち受けています。
しかし、先に書いたように最初にメッセージを受け取っても途中で堕落してしまうのも人間です。
だから、いつも自分を律して生きていく謙虚さと厳しさも必要になってきます。
チャネラーは自由奔放ながらも過酷な人生を歩んできた人が多いのですが、
そんな自分を正す意味で結構厳しい性格の側面も持っています。
自分に有利な選択もあまり出来ないのです。
それはいつも天からチェックされているのを知っているからですね。
嘘や曲がったことには反応しやすいです。
だから、世間を騙す行為をしている人はチャネラーではいられないでしょう。
チャネラーにはいろいろな側面がありますが、一番強いのは愛のエネルギーはとても強く純粋です。
宇宙的な愛を持つ人間でなければ、本当に人間を包み込むような行動はとれません。
エゴが強い人間では、人を愛せませんから。それほど人間の抱えている問題はあまりに深く暗いことばかりです。
常に自分のエゴを意識、チェックできないとチャネラーの仕事はできなくなります。
私ごとですが、スピリチュアルカウンセリングという形で、皆様から人生に関する悩みは疑問に対して
真摯にリーディングしながらカウンセリングさせていただいています。
一般に用いられている、心理学・カウンセリングの知識を生かしてお答えもさせていただいていますが、
今後はスピリチュアルと心理カウンセリングの説明をきちんとしながら、セッションを行うようにします。
スピリチュアルカウンセラーがどういうことが出来るか、ちゃんとお話をしていきますのでよろしくお願いいたします。
※ この記事は昨年7月に投稿したものですが、再編集して載せていますのであしからず。
Yuri