
スピリチュアルカウンセラーを名乗る方に今一度考えてほしい問題があります。
スピリチュアルの世界は広いので一個人がすべてに関わるのは困難です。
得意、苦手の分野があって当然です。
それにカウンセラー自身が解決していないカルマがあれば、あえてその分野から避けています。
あと世間に広まった変なマニュアル?により、クライエントを明らかに選んでいる節があります。
スピリチュアルに関わるカウンセラーは、本来はどの問題にも敏感でいなければなりませんね。
それなのに、問題が「霊と宗教」になると徹底的に尻込みをするカウンセラーがいますね。
”私たちのカウンセリングセッションは宗教団体とは一切関係ございません。”
そうです。それは守らねばならないと思います。
”霊事も関わりあいません。”
それもわかります。
”スピリチュアルは宗教じゃないので関わらなくて当然です。”
しかしですよ、スピリチュアルカウンセラーがそれを言ったら終わりですよ。
心理カウンセラーなら、まあ仕方ないです。
心理学がメインですから、スピリチュアルには沿うことができないのです。
それにカウンセリングそのものの目的が違いますから。
だけど、スピリチュアルを名乗りながら、心理学もどきは違います。
使い分けは構いませんが、この世の見えない世界を扱うのはスピリチュアルだからです。
今一度考えていただきたい。
宗教が何なのか?
宗教団体が何故作られるのか?
宗教を人生のベースに生きている方々の心情が理解できているのか?
それなのにいとも簡単に私たちは宗教と関係ない!とホームページに書いてしまうこの風潮
おかしくないですか?
実は私もそれをカウンセリングの受け付け書にかいています。
これはおかしいことですよね。
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確かにスピリチュアルが何か怖いものかもしれない?と敬遠するクライエントにはそう書かなければ
ならないと思うのも仕方ないのです。
だけど、日本国民の大半は普通に神社に行ったり、お寺に行ったりしています。
これって宗教なんですよ。
風習、習慣、慣例行事、どんないい方であってもそれはひとつの宗教の行いです。
だから宗教とは切っても切れない世界に私たちはいるんです。
私はこの宗教の世界に何十年もいました。
その前は無信仰の人間でした。
何故宗教をするのか?何故洗脳されるのか?
それこそがカウンセラーの出番なんですよ。
この問題に取り組めない人は、今この世界の国々に起きている問題の本質がわからないと思います。
そして、霊事。これは死の問題です。
人間が一番恐れたり悩む問題です。
生死を語る時に初めて宗教の存在が浮き彫りになってきます。
ですので、この二つは切っても切れない関係ですし、世間にはタブーであることにしても
我々が一番関わらないとならないのです。
私の元にいらっしゃるクライエントさんで死や宗教から遠いところに生きている方は一人もいません。
誰もが知りたがっている問題です。
スピリチュアルは宇宙から地球に至るまでの質問に答えを出せる世界観を持っているはずです。
だからこの仕事を選んだ人は、出来れば宗教にも霊事からも逃げないで絡んでほしいです。
霊能者に言われたことで深く悩んでいる方が本当にたくさんいます。
宗教で人生の選択を悩んでいる方もたくさんいます。
私は専門学者じゃないので、どちらも専門的な話はできないかもしれませんが、体験だけは豊富です。
臨床がすべてです。
それにクライエントにとっていい選択をメッセージとして伝えるにはチャネリングが必要になる時もあります。
スピリチュアルに関わるかたはこの世に存在するすべてのものを総合的に生かして生きていく
覚悟が必要なんですね。
仕事として日々カウンセリングされているカウンセラーは本当に心労があると思います。
さらに仕事は増していくでしょうが、特に日本人の宗教問題は根が深いので宜しくお願いいたします。
私も霊事には関わりたくないのでなるべく避けてきましたが、少なくとも悪しき風習や恐怖を売る商売
からはクライエントを守ってあげましょう。
それがスピリチュアルカウンセラーの役目でもあると思います。
ライトワーカーの仕事は大変ですが、ガイドは人間にこの地球を託しています。
その期待を裏切りたくないと思うんです。
それが愛と感謝に繋がるからです。