
幻想的な魚の世界を観ながら読んでくださいね。
―愛あるチャネラーとして生きる意味を知るー
東京での数日間はチャネラーとしてさらに進化しなさいとの
メッセージをもらうための期間だった。
ホテルの一室で知人のために必然的な事なんだと受け止めながら身を削り
チャネリングをする自分を健気で愛おしいと思った。
報酬はないのだ。もしかしたら感謝もなかったかもしれない。
そう無報酬でも自分をとことん追い込んで仕事をしている。
どうしてそこまで他人のために身を削れるのだろう?
その相手は本当にそのことを理解しているのだろうか?
いや、理解していないのだ。
彼女は自分のために他人が身を投じることを知らない人なんだ。
これまでも、私の行動を全然受け入れていなかったと知った時のあの絶望感と苦しみは
自分を殺してしまいそうな状態にまで追い込まれてしまった。
魔女狩りの再現である。
500年前の魔女狩りの苦しみを再現させられているのだ。
愛のない冷酷な時代の人間たち。
何度も裏切られ、苦しんでもチャネラーは一旦、目覚めたら愛を説き続けるのだ。
目の前の人を助けたい!きっとそれだけの衝動でチャネリングをしてきたのだろう。
愛を知るチャネラーはそういう生き方を選ぶからだ。
チャネリングは報われないものだ。
そう感じて悲しくなるときもあった。
たくさんの人間に裏切られ、苛められ、それでも最後はその相手の幸せを祈ってきた。
そんな自分をこれ以上悲しませてはいけない。
もっと必要としている人のためにチャネリングをしていきたい。
チャネラーはたくさんの犠牲から成り立ってきた。
魔女もそうやって抹殺されてきた。
血を流してきたのだ。
歴史が物語っている。
過去に魔女狩りに関わった人間と今世でも
たくさん出会っている。
やはりその人間達は同じだった。
冷酷でエゴイストで残酷な人間が多い。
だから、カルマ解消のために医者や癒しの仕事をしている人も多い。
また冷酷な人間に関わることが多いのはカルマの影響もある。
チャネラーの仕事を全うするためでもある。
それは愛のない人間を救うためなのかもしれない。
愛がない人間には愛を伝えるしかないのだ。
愛など通じない冷酷さをもつ人間に愛を教えられるのは、誰だろう?
それは愛を知っているガイドからのメッセージを受けとれるチャネラーしかいない。
私はたくさんの残酷な人間に会ってきた。
その人たちは霊能者であり、ヒーラーであり、チャネラーもいた。
愛を説くことはしないで能力ばかりに固執していたのだ。
愛がない人間はたとえどんな立派なことを言っても、高い能力があっても人を助けるお手伝いができない。
そうやってこの苦しみを大天使のミカエルに話した時に、自分の中にある深い愛がよみがえってきたんだ。
ガイドとチャネラーは一体だ。
だから、ガイドが愛を語る時、チャネラーの心は100%の愛でおおわれている。
たましいが進化を体験してまたさらに前に行く気持ちになるんだ。
愛は人間を進化させて救う。
どんなに闇の人間でも天使の光にはかなわない。