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 ― イエローサブマリンだったころの私 ―

しつこくも、またマイケルキスクの画像貼ります。
好きなんだから仕方ない。

ところで、私が19歳の頃、会社に行くためにバス停で待っている
姿をよく見かけていたサラリーマン達の間で、
私がイエローサブマリンと呼ばれていたことを
同僚に教えてもらうことがありました。

何故、そう呼ばれていたのか?
そう、このマイケルと同じような髪形をしていたんです。

まだマイケルがデビューするずっと前の話。
1970年代に、髪の毛を金髪にしようと無謀な挑戦をしていたんですね。
あの頃の私は、ROCK熱に力がはいっていたので、
金髪なんて何のその。
革ジャンを着て、ミニスカートをはいて、まあそれは凄かった。

仕事は真面目な会社事務員だったので、金髪はできなかったのは
悔しい。
だから、ファッションで抵抗していた。
ある時は色違いのソックスをはいて会社に通勤。
髪の毛は限りなくROCK風に。

ライヴを観るために有給をとるのに会社の上司と大喧嘩したこともあった。
くれなければやめると泣いた。
もうめちゃくちゃである、
その行動は伝説となり、東京本社まで話が伝わり
私は有名人だった。
本社からお偉いさんがいらしたときには、君が〇〇〇さんか~と言われて笑われた。

いい時代だった。
そんなめちゃくちゃな社員をクビにすることもせずに雇ってくれたのだから。
仕事はつまらなかったが、給料がよかったので助かった。


その時の社長がドイツ旅行に行ったときの話を聞かせてくれた。
いつか皆さんもドイツに行ってくださいと話していたのである。
運命だったかもしれない。
私はその時に絶対ドイツにからむときがくると感じていたのだ。
実際はイギリス・ロンドンに行くことになるのだが、今はドイツにはまってしまった。
きっと私は近い将来ドイツに住むことになる。



 ― 自叙伝出版―


最近は私の若い頃の話を思い出してはにやけてばかりいる。
30代から自叙伝をだそうかとずっと考えていたのでそろそろいいのかもしれない。
何故、今みたいな仕事を選んだのか?
どんなふうに生きてきたのか?
不思議な力とどのように同居してきたのか?本に書いてみようかと思う。
そのときは必ずROCKが出てくるはず。

私の人生は気が付いたら音楽いつも一緒だったのだから。

そして、ROCKをベースにして閉鎖的な時代に、どれだけ抵抗するかがファッションだったんだから。


髪の毛は17歳から伸ばし始めて、かなりのロンゲだった。
そのファッションにとても似ていたのがこのマイケルキスクだったかもしれない。

ようするに当時のROCKを聴いていた10代の若者はみんなこんな感じ。

だから、40~50代になってもこのファッションセンスは抜けないもかもしれない。
時代遅れなのか?
いや、やっぱりこのファッションはカッコいい!

ただし、髪の毛は消え失せ、体系はすっかり丸くなり、見る影もないのが悲しい。

最近は私も目覚め始めて、あのころを思い出せ!とばかりに気持ちが若返ってきた。

折り返しの人生にはいっているからもう一度ROCKで盛り上がろうかな。

マイケルも頑張ってるし。