
我が家の金魚です (鯉ではありません)
来客者が部屋に入るなり第一声は、『わ〜、大きい!』
雨も悪くない。
湿気は、寒さより、暑さより、超苦手な私は、雨に逆らわないようにしよう。
この空気の重さに耐えられるか?
何か我慢大会に参加してるみたい。
明日は解放してくれますか?雨の神様。
ー 走馬灯のようにー
数年前までこの季節には、一日中、年金の計算をする仕事をしていた。
ハードだった。低賃金だった。
派遣労働の実態を知り、底なしの地獄を見た日々だった。
国から頂くお給料は雀の涙、仕事はハードで、罪人のような
気持ちにならぬよう、仕事に誇りを持っていた。
ふっと思うのだが、もし、あの時に高い給料をもらっていたら、
今の私はいない。
人生には必ず意味がある、ということを知った。
長く暗いトンネルを抜けてきた。
人は何のために働くんだろう。
世の中には、働かなくても遊んで暮らしている人もいる。
人に食べさせてもらってる人もいる。
自分で選んだのだから善悪は問わない。
ただ、その生き方は本当にあなたが望んでる生き方?
たぶん、ほとんどの人は生活のため、何だろうね。
賃金がいいから、楽だから、他に探せないから。
そう、皆、仕事は仕方なくやっている人が多いのかも。
絵が好きだから、音楽やりたいから、子供の頃からの夢を叶えたいから、
そんな生き生きした答えをあまり聞いたことがない。
"じゃあ、そういうあなたはどうなんですか?"
質問される前に、極力先に話すようにしている。

ー自分を省みるー
私は一番自分に相応しい種類の仕事を選んだと思う。
その仕事のレベルはまだこれから成長する発展途上ではあるけれども。
この世に生まれた時から記憶にある過去の自分が、
今世の人生にどんな風に影響を与えているか考えることもなく、
要するに、本来の自分が何者かを知らないままに生きていたのだ。
本能のままに行動したことも数知れず、
それでも仕事に関しては無気力な人生を選んでいたと思う。
さほどの努力もせずに、全て中途半端なままにしてきた。
もし、点数をつけるなら100点中、30点だ。
何1つ自信を持てずに、自分を無能呼ばわりしながら働いていた。
生きるために、働くしかなかった。
その私が、何故、この仕事に出会ったのか。
ここに来るまでに、たくさんの出会いと出来事が複雑に絡んでいた。
随分遠回りしたのかもしれない。
必要な経験をしたのかもしれない。
理由はあるのだろうが、今こうしてこのブログを書いている自分は、
紛れもなくまっすぐに目的に向かって歩いていることを知っている。
こんな展開は予想できなかった。
もし、仕事にも人生にも無力な気持ちでいたら、
私の波乱万丈な人生話も役に立つのかもしれない。
雨の日に、一生懸命、何か私でも出来る仕事があるのかな?
と考えていたら、こんなことを書いていました。
人生を変えられなくて、もがいている貴方にいつか私の体験が
役に立つなら、いつかは話してみようと思います。
その時はぜひ、聴きに来てくださいね。