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札幌生まれの仙台育ちの私が、まるで子供のように札幌に感嘆するのは、
北海道の大自然が好きだからです。
30歳から35歳まで、札幌に移住したんですが、時々、仙台に戻って来なければ
どうなっていたのかな?と考えることがあります。
あのまま、結婚しないで札幌にいてもよかったかなあと。


だけど、運命ってあるんですよね。
魂の勉強のために仙台に来たのかもしれません。
役割はあったのでしょうね。
伊達政宗公に呼ばれたんだろうと思うことはあります。
そして、仙台藩と松前藩との繋がり。
私の先祖が絡んでいるようです。

こうやって お仕事をするために北海道へ行けるのも、 自分の生まれ故郷が
北海道で良かったと思えるのも、いろんな土地に住んでみるからこそわかることです。
仙台も大切な場所なんだと思ってはいます。
札幌にいた時も、イギリスにいた時も、仙台のケヤキ並木を思い出していましたから。

もしかしたら、数年後は海外に住んでいるかもしれません。
きっとその時に日本を思うのでしょうね。

人生をどう生きるかは自分で決めればいいのです。
誰かの犠牲にならなくてもいいし、そこを離れることは裏切りや不義理ではないのです。

生まれるも一人、死ぬも一人、強く生きていこうとおもいます。
北海道に行くと、心は強くなり
自由になりますね。

きっと、沖縄もそうかもしれません。
日本は、色々な民族文化が混じっていることを忘れないでほしんです。
日本には、琉球人、アイヌ人が居ました。
そこに大和民族が入って来て、琉球人を沖縄に、アイヌ人を蝦夷に
追いやってしまったのです。
琉球と北海道は日本とは違う文化を感じさせます。


札幌駅に、アイヌの銅像がありました。
写真撮れなかったんですが、それを見た瞬間に懐かしさがこみ上げて来ました。
そして、北海道はアイヌ民族がいることを忘れてはいけません。


昔、祖母がアイヌの人にとても良くしていたという話を聞きました。
写真アルバムに、その人とクマが写っている写真があったと思います。
うちには、アイヌの木彫りが多かったのもわかるような気がします。
玄関にも飾っています。
アイヌに関するものは多いんです。

そう言えば、前に北海道を車で旅していた時に、ある峠から見た
美しい湖を2つ見つけました。
近くの売店にその湖のことを話したら、珍しいと言われました。
その湖は普段は見えないそうです。
だから、見れたということはよほど私がその土地に縁があるのではないか?と。
残念ながらその湖はどこだったのか忘れましたが、よく道内をドライブすると、
不思議なことは起きました。
周りが雨が降っているのに自分の頭上だけは晴れているとか。
逆に周りは晴れなのに、頭上に黒い雲が集まってきて大雨になったとか。
雲が四方八方から集まってくるなんて
聞いたことないでしょうが、実は本当にそんな怪現象が起きたんですね。
場所は札幌北区でした。
とにかく、北海道という土地は不思議なところです。
写真を撮れば、至る所でオーブが写ったりします。
霊的な写真も多かったですね。
UFOなんて割と簡単に見えていました。
今は、土地開発が進みすぎて、狐が近所を歩いていたなんて話も減りましたね。
家の玄関に遊びに来た狐を見て、さすが「北の国から」だと喜んだこともありました。
札幌にたった5年ぐらいしかいなかったのに、不思議なことばかり起きていたんです。
思い出せば、まるで映画のような話でした。

生きるとは思い出作りです。

今、自分の故郷を離れて寂しく感じている人達も、本当の魂の故郷はどこにあるのか
わかりませんが、何度も生死を繰り返し、その分だけ記憶があるわけですね。
だからこそ他国を他県を思い出して愛するチャンスなんだと思って見てください。
すべてのことに意味がありますから。