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今日の夕暮れ



私の父は人生は50年だと話していた。
だから55歳という年齢でこの世を去った。
うちの旦那さんは42歳でこの世を去った。

自分が57年生きてみて思うのは、人生って結構長いよなあって思う。
若くして亡くなった人の心を考えることがある。
無念だろうか。
もう一度生まれたいと思うだろうか。

私はもう人間に生まれなくていい。
人間の世界に興味ない。
でもね、生まれてきた限りは一生懸命生きていく。
不平不満なんか言ったら良くないと思う。
なんか、そんなこと考えている。
とにかく反省することは反省して、また頑張ろうと。

若い時にやんちゃをして、自由人として生きてきた。
年金とか貯金のために計画は立てなかった。
だから私には安定なんてなに一つない。
老後なんて知らないわ。
なるようにしかならない。
将来を案じて生きるなんてたくさんだわ。

お金のために生きているわけではないからね。
というか、旦那さんが無計画?にあっという間にこの世を去ったから、 本当に私は途方にくれた。
だからって生活のための再婚なんて考えられなかった。

世の中には、いろんな生活パターンがあるが、独身でアパート、邸宅にて
暮らしている女性、男性が沢山いる。
最近思うのは、
独り身って、孤独感より自由を味わっていることを知った。
それは凄い開放感だ。
なんの強制もない。
炊事、選択は自分だけのためだ。
一人でいるとよくわかる。
同居人にお礼も文句も言われない。
自分のための人生だ。
そんな自由の生活から結婚という選択に切り替えるとき、よくよく考えて欲しいと思う。
あなたの自由はなくなる。

結婚の相談を受けるから、私も真剣に考えますよ。
結婚はわがままを聞いてくれる相手ができる。
生活の安定を保障してくれる相手ができる。
どれもこれも自分のためばかり。
相手のために結婚を選ぶ人は少ない。
だから不平不満が起きる。


人生いろいろ。
人間もいろいろ。
となりの芝生は青く見える。
我が家の庭は枯れていると不満をいう。
庭があるだけいいのでは?
欲は深く望めばきりがない。
誰か違う人になりたがる。
あなたはあなたである。
誰にもなれない。
それも運命であなたに当てがられたということを
受け入れてみるといい。
その時に、他人と比べても仕方ない。
もし、どうしても不満が出るときは、実際は自分は幸せなんだと思い込んでみよう。


だってあなたは今ここで生きているからね。
ここに生きる権利を得ているから生きている。
どうせいつかはあの世へ行くんだから、もっと人生を楽しんで生きようよ。
まあ私は淡々としているけどね。

仕事も自由に選んでいいんだよ。
できないなんて決めつけないで!
あなたは本当はなんでもできる人なんだからさ。


さあ、私は何をしようかな。
親の介護という縛りもあるけど、その中で自由を見つけて、生きがいとなる仕事を
やって行く。
そして、いつかは世界中を旅しようかな。
独身である自由を満喫するために。