『エイリアン・インタビュー』
それにしても、内容が面白い。
面白いが、人間に生まれてきて凹む。
私の記憶に、10兆年前にいた銀河系の存在がある。
10兆年という単位がにわかに信じられないが、記憶にあるのだから仕方ない。
エイリアン・インタビューには、地球古代史、宇宙史が描かれている。
とても感動した。
"宇宙のこのごく周辺に存在している太陽の集まりは、過去200兆年間燃えてきた。
物質的な宇宙の年齢はほぼ無限に古いけれども、その最古の始まりから恐らく
最低でも4千兆年経っている。"
と書かれていた。
なんて素晴らしい話だ!
そう、時間という枠に囚われてしまうと、何も見えない。
宇宙を旅してきた記憶があれば、今は銀河のとんでもない星に生きているが、いずれ人類は解放される日が来るかもしれないのだ。
こんなに残虐な無法地帯に住んでいる我々が当たり前のように
高次元の記憶を取り戻して故郷に帰る日が来るといいね。
文明が滅びないように。
明るい未来を意識して。