テレビに新渡戸稲造さんの子孫が出ていらして、有名な人の一族って大変だろうなあと考えていました。
そういえば伯母の配偶者の父親(曾祖父・せんそふと呼ぶらしい)さんが、札幌農学校在籍のときに新渡戸稲造と同級生で、名前が載っているアルバム?を見せてもらったことがある。
伯母も祖父も同じ学校で、まあ優秀な頭を持っていたんだろう。
伯母とは教育の話をした思い出がある。
私も真面目に勉学に励んでいれば良かったのかもしれないけど、私たちの時代は大学より就職の時代だったから、進学とか周りにもいなかった。
つくづく思うのは、祖父の先祖は戊辰戦争で頑張った方なので、それなりの功績を残した家だったのか?
いいところのボンボンだっただろうに名家とまではいかないので、結局子孫もその恩恵はいただけない。
日本は歴史が長い分、身分の違いが激しい気がする。
財閥や名家に生まれていたらどうなっていたのかな?
現代も生まれによって裕福であれば教育も受けられるし、恵まれた子どもとそうでないのと差別がありすぎる。
ちなみに、親の世代で成り上がり富を築くことも素晴らしいとはおもうけど、
やっぱり持って生まれた由緒ある家柄っていいなあ。
没落した先祖もあるとしても、なんかロマンを感じてワクワクしてくる。
だから、たまに学歴や職歴を自慢している人にマウント取られても、下品だわ、と考える私は一般庶民の
ヒガミかもしれない。笑。
簡単に手に入らないものが魅力的だ。
祖先の一族というパワーが面白い。
祖父が財を持っていたら、うちの母もお嬢様扱いだったかもね。
時々垣間見るプライド高い親戚の立ち振る舞いは、きっと先祖の血がそうさせているんだね。
DNAって楽しい。
私には流れているのだろうか?
もう少し真面目に努力する血が欲しかった。
性格なんで、仕方ない。笑。
なんて、新渡戸稲造さんの家柄を見ながらぼやいてみました。

